終活市場の最新動向――いま、シニアが本当に求めているサービスとは?

  • #50代からの終活のススメ

「終活」と聞くと、あなたはどんなことを思い浮かべますか?
エンディングノート? お墓やお葬式の準備? それとも遺品整理?
実は今、終活の捉え方が大きく変わってきています。
かつては「死ぬ準備」として捉えられていた終活が、今では「人生をよりよく生きるための活動」として、多くのシニアに支持されるようになってきました。

今回は、そんな“終活の今”を知るために、最新の終活市場の動向と、シニアが本当に求めているサービスについてご紹介します。

「おひとり様」ニーズの高まり

近年急増しているのが、「おひとり様終活」のニーズです。
配偶者や子どもがいない、もしくは家族と疎遠という方が増え、「自分の最期は自分で決めたい」という意識が高まっています。

特に人気なのが次のようなサービスです。

●死後事務代行サービス(役所手続き、火葬の手配など)
●信頼できる第三者による見守りサービス
●エンディングノート講座の受講
「もしものとき、自分のことを頼める人がいない…」という不安に応える、サポート付きの終活が選ばれているのです。

デジタル遺品整理や「スマホ終活」も注目

終活の中で近年注目されているのが、「デジタル終活」。

スマホやパソコンの中にある思い出の写真、SNSのアカウント、ネット銀行など、デジタル上の財産や記録を整理しておかないと、残された家族が困ってしまう時代になっています。
最近では、
●デジタル遺品の削除サポート
●SNSの「追悼モード」設定代行
●スマホ整理講座(LINEや写真整理のレクチャー)

といったサービスが、シニア層の人気を集めています。

「終活=紙のノート」から、「終活=スマホ活用」への変化も見逃せません。

「生きがいとしての終活」が支持されている

「終活って、なんだか暗い…」と思っていた方も少なくないでしょう。
ところが最近のシニアたちは、終活を前向きな人生の整理と捉えるようになってきています。

たとえば…
●写真整理を通じて「家族に伝えたい思い」を見つける
●趣味をまとめた「私の記録ノート」を作る
●終活セミナーで同世代と語り合い、仲間づくりを楽しむ

これらはすべて、「自分らしく生ききること」につながる終活。
市場のニーズも、「単なる準備」から「生きがいを育む時間」へと変わってきているのです。

終活が「ひとりじゃない」時代に

従来、終活は“自分のことは自分で決める”というイメージでしたが、今は「誰かと一緒に進める」スタイルも人気です。
●おしゃべりを交えながら行う少人数制のエンディングノート教室
●同じ悩みを持つ人同士が集う終活オンラインサロン
●ケアマネジャーや司法書士と連携した、包括的な終活支援

孤立せずに、つながりの中で進める終活が、これからのスタンダードになっていくでしょう。

まとめ:終活は、「これからの人生を考えること」

終活は、ただ“最期に向けて備える”ものではありません。
それは、“今という時間を大切に生きるための「人生の再設計」”です。

「これからどんなふうに暮らしたいか」
「どんな思いを残したいか」
「誰に、何を伝えておきたいか」

そのすべてが、終活です。
あなたらしい生き方を見つけるヒントが、終活の中にあるかもしれません。

8月22日(金)10時~ ベルセゾンにて「おひとり様終活セミナー」を開催

終活コーディネーター・グリーフケア士で常務取締役の𠮷原友美がわかりやすく解説!
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𠮷原友美

常務取締役、終活コーディネーター。家族が早くに他界した経験から死生観を育成して生きる大切さを知る。終活セミナーでは絵本を使い死生観について伝え、最新の終活事情・葬儀・お墓・相続についてもわかりやすく解説。セミナー参加数は累計2万人以上の人気を誇る。

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