ジメジメした梅雨の季節。洗濯物も乾かず、体もなんとなく重だるくなりがちですね。
でも、そんな季節だからこそオススメしたいのが「終活のお片付け」です。
目次
お片付けで“心のカビ予防”⁉
「梅雨に片付けなんて、余計に気が滅入る」と思われるかもしれません。けれど、実は梅雨は“心の湿気”を取り払う絶好のチャンスなんです。
部屋の中を見渡してみてください。長年使っていない食器、色褪せた写真、書類の山……。

「いつか片付けなきゃ」と思いながらも手をつけられなかった物たちは、実は心にも“湿気”のように重くのしかかっているのかもしれません。
私はこれを“心のカビ予防”と呼んでいます。
なぜ今?梅雨にこそお片付けすべき理由
梅雨は「家時間」が長くなる季節。外出の予定も減り、自然と自宅にいる時間が増えます。
だからこそ、自分の生活やモノを見つめ直すにはぴったりのタイミング。
窓を開けて、心にも風を通してあげましょう。

片付けは、“生き方”を整える時間
終活というと、お墓や相続を思い浮かべがちですが、「身の回りの整理」も立派な終活です。
使わない物を手放すことは、これからの人生に必要な物・人・時間を見極める作業でもあります。

思い出の詰まった品は、手に取ることで感情があふれます。
「これは誰に譲ろうかな」「これは処分しよう」その判断こそが、
“これからどう生きたいか”というあなたの未来へのメッセージになるのです。
気軽に始める「梅雨片付け3つのステップ」
ステップ1 湿気を吸う場所から着手(押し入れ・下駄箱・洗面台下)
ステップ2 思い出の品は“1日3つ”だけ見る(無理なく、感情に向き合える)
ステップ3 終活ノートや一言メモを添える(誰かに伝わる片付けに)
おまけ:梅雨時の気分を上げるファッションのすすめ

雨の日は気分が沈みがちですが、そんな時こそ明るめの色の服や小物を取り入れて。
淡いピンクやミントグリーン、優しいラベンダー色のストールは、肌映りも気分も明るくしてくれます。
「自分のためのおしゃれ」も、心の終活の一つです。
最後に
モノを整えることは、心を整えること。
心を整えることは、生き方を整えること。
それが、終活の本質ではないでしょうか。
じめじめした日が続いても、大丈夫。
ひとつ片付けるごとに、あなたの心に少しずつ陽が差していきます。
さあ、今日は何をひとつ、手放してみましょうか。
