気軽に始める終活 – 明日への希望を見つけるために

  • #50代からの終活のススメ

こんにちは。終活コーディネーターの吉原友美です。今回は、終活を通じて明るい未来を描く方法についてお話しします。

𠮷原友美(よしはらともみ)プロフィール

東上セレモサービス常務取締役、終活コーディネーター、グリーフケア士。一般社団法人ライフ・パートナーズ理事。自身の家族が早くから他界。その経験から死生観を育成して生きていくことの大切さを知る。終活セミナーでは絵本を使い、死生観育成について伝えている。また、最新の終活事情・葬儀・お墓・相続についてもわかりやすく解説する。セミナーの参加数は累計2万人以上の人気を誇り、自社では3万件以上の葬儀を承っている。

終活は「今」を豊かにするもの

私がよく耳にするのは、「終活って、まだ早いんじゃないかな」という声です。でも、これは大きな誤解なんです。終活は決して人生の終わりだけを考えるものではありません。むしろ、「今」をより豊かに生きるためのものなのです。

私が出会った素敵な「終活」たち

1. 60代の田中さんの場合

趣味の園芸をもっと深めたいと思った田中さん。終活をきっかけに、自宅の庭を地域の子どもたちに開放し、花育教室を始めました。今では毎週末、子どもたちの笑顔で庭が賑わっています。

2. 70代の佐藤夫妻の例

二人で過ごす時間を大切にしたいと考えた佐藤夫妻。家の片づけを始めたところ、若い頃の旅行アルバムが出てきました。それをきっかけに、思い出の場所を再訪する旅を計画。新たな思い出作りが始まりました。

3. 80代の鈴木さんのチャレンジ

字を書くのが趣味だった鈴木さん。エンディングノートを書くうちに、自分史を本にしたいと思うように。地域の文芸サークルに入会し、今では自分の人生を本にする計画を楽しんでいます。

終活で見えてくる「自分らしさ」

終活の素晴らしいところは、自分自身を見つめ直すきっかけになること。
「何を大切にしてきたのか」「これからどう生きたいのか」を考えることで、自分らしい生き方が見えてきます。

私のクライアントの中には、終活をきっかけに、長年の夢だった海外ボランティアに挑戦した方もいます。また、孫のために料理を学び始めた方も。年齢に関係なく、新しいことを始めるのに遅すぎることはありません。

始めるなら今がチャンス

終活は、決して重たく考える必要はありません。例えば、こんなことから始めてみてはいかがでしょうか。

1. 思い出の品を整理し、それにまつわる話を家族に聞かせる

2. 「したいこと」リストを作り、小さなことから実践する

3. 感謝の気持ちを手紙に書いて、大切な人に渡す

大切なのは、楽しみながら進めること。終活は、人生を振り返り、そして前を向くための素晴らしいツールなのです。

明日への希望を見つけるために

終活は、決して悲しいものではありません。むしろ、明日への希望を見つける作業なのです。あなたの人生をより豊かに、より自分らしくするためのヒントが、終活にはたくさん隠れています。

さあ、今日から、あなたらしい終活を始めてみませんか?きっと、新しい自分に出会えるはずです。

葬儀 ・終活お片付け・ 墓じまい・
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分からないこと
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監修者

わからないことだらけの終活のことを分かりやすく解説!終活セミナー

吉原友美

常務取締役、終活コーディネーター。家族が早くに他界した経験から死生観を育成して生きる大切さを知る。終活セミナーでは絵本を使い死生観について伝え、最新の終活事情・葬儀・お墓・相続についてもわかりやすく解説。セミナー参加数は累計1万5000人以上の人気を誇る。インスタグラムはこちら。

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