「いつか片付けよう」と思っているうちに、時は過ぎていく実家の2階の部屋……。開かずの間になっていませんか?
押し入れには昔の写真や思い出の品。物置には、いつか使うかもしれない家電や家具。庭には手入れの行き届かない植木たち。
「いつか片付けなきゃ」──そう思いながらも、日々の忙しさに追われ、ついつい後回しにしてしまう。多くの方が抱える、実家の風景です。
でも、ふと立ち止まって考えてみてください。もし今、何かあったとき。遺されるのは「思い出の家」ではなく、子供たちへの「重い負担」になってしまうかもしれません。
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全国で900万戸──空き家がもたらす想像以上の負担

日本の空き家率は、過去最高の13.8%(約900万戸)に達しています。これは決して地方だけの問題ではありません。
埼玉県内でも、相続した実家を持て余すケースが増えています。全国的に見ると、空き家が生まれる背景には共通のパターンがあります。
若い世代が進学や就職で都市部へ移り、親世代だけが地元に残る。やがて高齢の親が施設に入ったり亡くなったりすると、誰も住まない実家が残される。子世代はすでに別の場所にマイホームを持っているため実家には戻らない。相続人が複数いても話し合いが進まず、「とりあえず放置」という状態が何年も続いてしまう──。
そして、空き家を放置すると、想像以上の負担が発生します。
毎年かかる固定資産税と都市計画税。草木が伸び放題になれば近隣トラブルに。老朽化すれば倒壊の危険も。さらに、管理が行き届かず「特定空家」に指定されてしまうと、住宅用地の軽減措置が外され、固定資産税が最大6倍に跳ね上がることもあるのです。
売ろうにも買い手がつかない。貸そうにもリフォーム代がかかる。解体するにも100万円以上の費用が必要。
気づいたときには、家は「資産」ではなく「負動産」になっているのです。
物は思い出。だからこそ、自分で価値を決めることが愛になる

私がご相談をお受けする中で、よく耳にする言葉があります。
「親が亡くなって、家を片付けたら1年かかった」
「捨てていいのかわからず、結局何も進まなかった」
「兄弟で意見が割れて、関係が悪くなってしまった」
遺品整理には、一軒家で数十万円から100万円単位の費用がかかります。それ以上に大変なのは、膨大な時間と、感情の整理です。
思い出の品を前に、「これは捨てていいのか」「母は大切にしていたのでは」と、遺族は迷い、心を痛めます。
だからこそ、私は皆さまにお伝えしたいのです。
物は思い出。
だからこそ、元気なうちに自分で価値を決め、手放すことが、家族への愛になるのだと。
ご自身で「これは残したい」「これは誰々に譲りたい」「これは処分していい」と決めておくこと。それは、家族に選択の重荷を背負わせない、最後の優しさではないでしょうか。
葬儀の準備と、家の整理は、実はセットで考えるべきこと

終活とは「葬儀の準備」だけではありません。家の整理・財産の整理・想いの整理こそが、終活の本質です。
東上セレモサービスでは、互助会による葬儀の積み立てをご案内しておりますが、それは単なる費用の準備ではありません。互助会に加入いただくことで、私たちとの繋がりが生まれ、「片付け」や「相続手続き」のご相談窓口としてもご利用いただけるのです。
「一人で悩まなくていい」──地域に寄り添う相談窓口として

「何から始めればいいのか、わからない」
そんな声に応えるために、東上セレモサービスでは定期的に終活セミナーを開催しております。相続の基礎知識や遺言書の書き方、家の整理の進め方まで、専門家がわかりやすくお伝えします。
個別相談会では、「うちの家、いくらで売れるの?」「整理はどこから手をつければいい?」といった具体的なご質問にもお答えしています。
参加された方からは、「漠然とした不安が、やるべきことに変わった」「一人で抱え込まなくていいんだと、ホッとした」という声をいただいています。
知ることが、安心への第一歩です。
終活は人生を身軽に楽しむための整理術

家を片付けるということは、人生を整理すること。不要なものを手放すと、心も体も軽くなります。残りの時間を、もっと自分らしく、自由に過ごせるようになります。
そして何より、子供たちに「ありがとう」と言ってもらえる未来を、自分の手で創ることができるのです。
東上セレモサービスは、埼玉県内の営業エリアで、皆さまの”これから”を支え続けてまいります。実家のこと、葬儀のこと、財産のこと。どんな小さな疑問でも構いません。
まずは、お話を聞かせてください。
相続会議
「想いをつなぐ、家族のバトン」をコンセプトに、朝日新聞社が運営する相続に関するポータルサイト。役立つ情報をお届けするほか、お住まい近くの弁護士や税理士、司法書士を検索する機能がある。以下から自治体名をクリックすると、相続会議と提携している弁護士に相談ができる。








